2009.12.16
歯科治療全般
酸蝕歯について
最近私達が摂取している食事や飲み物、ワインや、たくさんの果物、フルーツ ティーには、酸が含まれています。
酸が歯に触れると、歯の固いエナメル質が削り取られやすく、時間の経過とともに歯が薄くなっていくのです。この、食事中の酸によるエナメル質の摩耗は、酸蝕歯と呼ばれています。
また、慢性胃炎や、逆流性食道炎で、胃酸が口腔内に逆流して胃酸により歯が溶けてしまう場合もあります。写真の患者様は歯がシミル言うことで来院されました。ほぼ全ての歯のエナメル質が溶けてきてしまっていて、シミている所も多数ありました。会社の健康診断で慢性胃炎と診断されていたのでまずはそちらの治療を行い(胃酸の中和)それから歯の修復処置にはいろうと思っています。